新たな声帯診断方法に関する研究_超高速声帯撮影システム - 最新の研究活動

これを基に声帯振動特性に伴う内転型痙攣性発声障害の新たな分類として、規則型・不規則型・固定型に分けることが可能になり、これに基づいて痙攣が起こる声帯内筋の種類を把握することができた。

結論：超高速デジタル声帯映像は、リアルタイムの声帯振動特性と粘膜波動の特性を確認することができ、音声生理学的診断特性にたいへん有用であり、声帯振動の固有関数の把握においてもたいへん有用な検査方法と考えられる。