ラインケ浮腫

無理な声の使用や誤った使用、声帯損傷により発症し
喫煙とも密接な関係があります。
ラインケの空間内にリンプ液の底流、静脈出血等で
水が溜まり声帯が水袋のように膨らむ疾患です。女性によく現れます。

慢性喉頭炎の一種で嗄声と低い声が主な症状です。
病変が大きくなると声門を塞ぎ、呼吸困難を起こす可能性もあります。

基本的には喉頭のストレスを軽減させるため音声治療を行い、喫煙は避けなければなりません。
治療としては喉頭微細手術やCO2レーザー手術を行い、皮下層の浮腫を除去して正常な声帯組織の再生を促します。
最近ではPDLレーザーを使用した手術で満足の高い結果を出しています。