Clostridium botulinumはボツリヌスクリニック中毒症を誘発する原因で
あるバクテリアです。
このバクテリアは筋神経系を麻痺させることができる7つの神経毒素をつくり出します。
この毒素をボツリヌスクリニック菌(ボツリヌスクリニック)とし類型では、
A、B、C、D、E、FそしてGがあります。
最初のボツリヌスクリニック菌の使用と発達は少なくとも60年以前に生化学兵器への可能性から創められました。
ボツリヌスクリニック菌は、地球上で最も毒性が強い物質としてガラガラヘビ毒の6百万倍に達する毒性があり、空気中に吸入される場合
たったの1グラムの結晶化された毒で百万人を殺害できる威力を持っています。
そのため、その毒を生物化学兵器に利用しようとする研究が開始されました。
アメリカのメリーランド州のポートディーリックで生化学戦争プログラムを通して初めて2次世界大戦でボツリヌスクリニック菌を生産するようになりました。
これはドイツ軍がボツリヌスクリニック菌を生物化学兵器化したという懸念のために開始されたもので、ノルマンディー
上陸作戦D-day前に海兵隊に向けた 百万単位以上のボツリヌスクリニック菌ワクチンを生産しました。
その後、アメリカ生物化学戦争プログラムは1969-1970年にニクソン大統領の命令によって中断されました。
しかし、これらの毒素は研究活動のためにウィスコンシン大学の食品研究所のエドシャンツ博士とエリックジョンソン研究員によって生産されるようになりました。
ボツリヌスクリニック菌の医学的使用の可能性に関する動物実験を約10年間続けた後、1968年にアレンスコット博士が斜眼がある人に初めて施術を行い
その後、斜眼にボツリヌスクリニック菌を使用する事がFDAによって承認され、斜眼、痙攣性発声障害などに施術されるようになりました。
痙攣性発声障害にボツリヌスクリニック菌を局所的に使用したのは1984年にDr.Blitzer博士が初であり、現在までも治療方法として用いられています。
筋肉と神経の接合部位を"“筋神経連接”といい、この部位を通して神経系の信号によって末端部位から水泡形態で保存されている 科学的な伝達物質の"アセチルコリン”(acetylcholine)"を分泌させます。
神経末端部位には図のように連接部位の水泡嚢中に存在するアセチルコリンを分泌させ神経末端部位への結合を促すさまざまな種類のタンパク質が存在しています。
タンパク質の種類としてはSNAP-25, VAMP とsyntaxinになります。ボツリヌスクリニック菌のA型とE型はこれらのタンパク質中のSNAP-25を切断し
ボツリヌスクリニック菌のB、D、F、G型はVAMPを切断、ボツリヌスクリニックC1はsyntaxinとSNAP-25を切断します。
ボツリヌスクリニックは人為的に神経筋を麻痺させる働きをします注入されたボツリヌスクリニックは筋肉の重鎖(heavy chain)
の中に入り神経末端と結合します。
注入されたボツリヌスクリニックは神経末端に結合し、神経末端の内部に入っていきます。
このときボツリヌスクリニックは神経末端内部のタンパク質であるSNAP-25を切断し、これ以上神経末端部位からアセチルコリンを分泌されないようにします。
アセチルコリンが分泌されなくなった場合、神経信号はもう筋肉に伝達されずに収縮を誘発することができなくなり、化学的な麻痺状態になります。
長期間この状態が続くと神経末端部位には新しい神経の芽が芽生えこれを"sprouting"といいます。
新たに芽生えた神経は筋肉と結合する事で新しい神経筋連接を形成しボツリヌスクリニックの効果は消えていきます。
一般的に使用される容量では全身的な効果をもたらす事はほとんどありません。
筋肉に多量に注入した場合希望より状態が悪化する事はあります。
しかし、これが永久的な現象はなく神経の再生により神経筋連接部位の作用は再び繰り返されます。
稀に痙攣性発声障害でボツリヌスクリニックの注入が声帯の筋肉を悪化させる恐れがあるという誤った常識を持つ事がありますが
声帯に注入されるボツリヌスクリニックの量は一般的に美容目的でシワを伸ばすため使用されるボツリヌスクリニックの量の約1/50-1/100程度の容量で
皮膚のシワを伸ばすため使用される量と同一量を声帯に注入するためには約20-50年間注入しなければなりません。
ボツリヌスクリニックが声帯の筋肉を弱化させるという事は誤った常識です。
ボツリヌスクリニックに対する正確な薬理作用を理解していない場合や、施術経験が少ない方が持たれる懸念です。
1984年Dr.Blitzerが痙攣性発声障害の患者に初めてボツリヌスクリニックを注入した以来現在までボツリヌスクリニックの使用で
声帯の筋肉が弱体化されたという、いかなる発表や報告もなく
1996年、国内初でイェソン音声センターのキム・ヒョンテ院長が筋電図を利用して
経皮的に注射を通してボツリヌスクリニック注入法を施行した以来
現在までの治療経験の中で声帯筋萎縮と関連した症状はありませんでした。
現在、ボツリヌスクリニックは筋緊張性異常であるの痙攣性発声障害、顔面痙攣、眼球痙攣、多汗症、偏頭痛などに使用されています。
イェソン音声センターは患者様たちの安全な治療のため、最小容量のボツリヌスクリニックを一ヵ月おきに注入しております。
これに対する費用的な負担がある患者様の為'プレミアムボツリヌスクリニック会員制'を施行しております。
プレミアム会員制度はご登録と同時に会員としてのすべての特典を受ける事が出来ます。
会員費用には初診および検査費用と受付費は含まれず、ボツリヌスクリニックと関連されたすべての費用が含まれています。
追加費用なしで1年間会員の資格で施術予約の際、最優先権の付与
声が悪化することに対する心配なく一ヶ月や一ヶ月半ごとに定期的な施術が可能
かすれ声に対する不安をなくし持続的に正常の声を維持
1年ボツリヌスクリニック注入費用の約70%の削減効果
ただし、施術をご希望の一週間前にはお電話やメールにてご予約が必要です。